【アニメーションで解説】繊細さんの本 武田友紀

【繊細さんの本】はこんなあなたのための書籍です。

●一日が終わるとぐったりと気疲れしてしまう人
●些細なことに気がついて気になる人
●なぜか自分ばかりが忙しいと感じる人
●相手を優先してしまって息苦しい人
●人間関係に悩む人

【繊細さんの本の目次】

第1章 繊細さんがラクになれる基本
第2章 毎日のストレスを防ぐカンタンなワザ
第3章 人間関係をラクにする技術
第4章 肩の力を抜いてのびのび働く技術
第5章 繊細さんが自分を活かす技術

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今回は、「繊細さんの本」
という本を解説します。

この本は、繊細でストレスを感じやすい人が、
繊細な感性を大切にしたまま、
ラクに生きる方法を書いた本です。

25万部の大ベストセラーですが、
ビジネスにはそこまで関係ないのかなと
ビジネス本研究所では解釈していました。

が!
実際に読んでみるとビジネスに活かせる
部分もありましたので、他のチャンネルとは
少しテイストを変えて、繊細さんに向けて
ビジネスに特化して解説をしていきます。

この本が出版されたきっかけは、
繊細な感性でたくさんの物事を感じるために、
疲れてしまう人が非常に多いからだそうです。

友人や家族、職場の同僚から
「そんな気にしなくてもいいんじゃない?」
「鈍感力が大事だよ」
と言われても、
「気にしないってどうやればいいの?」
と悩む人も多いのではないでしょうか。

繊細さは、性格上の問題ではなくて、
実は生まれ持った気質の可能性が高いんです。

だから繊細な人が
「鈍感になる」「気づかずにいる」
なんてことはできるようにはなりません。
かえって自信や生きる力を失ってしまいます。

この本の結論は、

という内容です。

著者の武田友紀さんも繊細であるがゆえに
非常に困ってきた過去があります。

その経験を生かし、繊細さに困っている人
人の中にいても楽しめない人
自分に合った仕事を探している人に
カウンセリングを行っています。

相談内容は、人間関係から生き方まで
多岐にわたり、累計600人以上にのぼります。

武田さんの「繊細さを大切に生きよう!」
というカウンセリングを受けた相談者は、
神経をすり減らすことが減って、
どんどん元気になっていくんだそうです。

あなたも本書を読むことで、
自分自身を大切にした生き方ができて、
人間関係も家族関係も、仕事も
うまくいき始めます。

本書の重要なポイントを
3つに絞って解説していきます。

それでは順に見ていきましょう。

まず1つ目のポイント

① 繊細さんがストレスを防ぐワザ

・職場で機嫌の悪い人がいると気になる
・人と長時間一緒にいると疲れてしまう
・小さなミスに気づいて仕事に時間がかかる

気にしないようにしてもあなたは気づいてしまいます。

本書は、「繊細な人」というのは、
HSP(Highly Sensitive Person)という概念が
ベースになっています。
ここ最近の日本では、「敏感すぎる人」
「とても敏感な人」と認知されるようになってきました。

そのような人たちのことを、愛情を込めて
「繊細さん」と呼んでいます。

相手のちょっとした仕草や表情。
仕事のちょっとした問題点や改善点。
相手の感情や場の雰囲気まで
周りの人が気づかない小さな変化を
敏感に感じ取ってしまいます。

繊細さんの感じやすい性質は、
性格によるものだと思われてきましたが、
研究調査により、「生まれつき繊細な人」
が5人に一人の割合で存在するというのです。

繊細な人とそうでない人の違いは、
脳の神経システムに違いがある
ことがわかりました。

このことから、繊細さんに必要なのは、
気にしないという対応ではなく、
気づいた時にどう対処したらいいか
という具体的な方法だったんです。

繊細さんの特徴としては、いいことも悪いことも
人一倍強く感じ取ってしまうこと。

このいいことも悪いことも同じ大きさで
感じることができればいいのですが、
ストレスが多い状況では、周りにいいことが
あったとしても感じにくくなってしまうんです。

繊細さんが生きていくのが大変!
だと思っているのは、ストレスが多い環境に
身を置いていることが原因だったんです。

いいものをたっぷりと感じて生きるには、
痛みやストレスに耐えられるよう
自分を作り変えるのではなく、
人間関係も職場も、自分が進む道も
全部自分で選ぶことが大事なんです。

繊細さんの神経システムが、無意識に
反応してしまうため、刺激量が許容量を
超えてしまいます。

ですから一人でゆっくりと心を休める時間が必要です。

仕事をしている最中でも、
何も考えず、雑に仕事をすることができません。

「仕事を完璧にやりたい」
「小さなことまでこだわらないと気が済まない」
と思っているわけではなく、
未来を予想できてしまうため、
ざっくりとした仕事ができません。

繊細さんではないざっくりとした仕事は、
まるで落とし穴だらけの草原を
全力疾走するようなとても危ない行為に見えます。

これは完璧主義とは別物で、
「気が付いたから対応しているだけ」
「リスクを防ごうとしているだけ」なんです。
ベストがわかってしまうからこそ動けない。

そんな状態に陥ってしまった場合は、
「とりあえず」という感覚を導入しましょう。

本当はこうすればベストなのに!
と落ち着かないかもしれませんが、
ベストじゃないけど物事が進む!
というのが実感できてきます。

また、どうしても相手の感情や仕草、言葉の
ニュアンスからキャッチして、相手が何を望むのか、
どうしたいのかを察知します。

察知してしまうからこそ相手を優先してしまいます。
結果、自分の意見が言えなくなてしまいます。

そんな時に必要なのは、
「こんなにわがままでいいのかな?」
と思ってしまうぐらい積極的に自分を優先すること。

仕事に関してあなたはどう思う?と聞かれても、
「これは相手が同意を求めてるんだろうな」
ということも瞬時にわかってしまうため、
自分の意見が言えません。

とっさに言葉に詰まってしまい、
自分の意見がない軸がない人と思われてしまいます。

そんなやりとりを繰り返し、
「自分には意見がないのかな・・・」
と思ってしまった場合は、安心できる場所で
思うがままにあなたの意見を書き出してみましょう。

あなたのこうしたいという気持ちをキャッチして、
本音を大切にすることで、繊細さんの
ツラさはどんどん楽になり、
見違えるように元気になっていきます。

繊細さんが元気にいきていくためには、
気が付いたことに半自動的に対応して
振り回されないようにすること。

何かに気が付いてしまった時に、
「私はどうしたいんだっけ?」
と踏みとどまって、自分に問いかけて、
自分で選ぶということが必要なんです。

② 肩の力を抜いてのびのび働く

繊細さんに共通するのが、
仕事でグッタリと疲れてしまって、
休みの日はひたすら寝て回復するということ。

仕事の段取りやメールの返信
上司の言葉がグルグルと頭の中をめぐる
後はこうして次はこうしてと
未来のことをシミュレーションしたり、
こうやってたらどうだっただろうかと
過去のことをくよくよ考えてしまったり。

いつも考えごとで頭がいっぱいで、
考え疲れや緊張疲れがあって神経が休まらず、
疲れが取れにくくなってしまう。

いろんな仕事が同時に重なると焦ってしまう。
繊細さんはマルチタスクが苦手な傾向にあります。
一度にあれもこれもとなるとパニックになります。

そんな時に有効なのが、
1つ1つの仕事に集中して丁寧に仕上げること。

一見普通のことですが、繊細さんは、
様々なことを感じ取り、深く考えながら
仕事をするのが得意なので、1つに絞って
集中することで、目の前の仕事とは
関係ない考えを頭から追い払うことができます。

あれもこれもやらなきゃいけない時は、
優先順位をつけましょうとよく言われますが、
優先順位をつけるのが苦手な人は
無理にしないほうがいいです。

絶対に今日やらなきゃいけない大切な仕事を
1つだけ選ぶようにしましょう。
終わったら次に重要な仕事に取り掛かる。
これを繰り返せばOKです。

最後まで重要に選ばれなかった仕事は、
時間が経つにつれてやる必要のない仕事になり、
仕事そのものが減っていく効果もあります。

重要なものを1つだけ選んでやることで、
仕事が確実に片付いていきます。


また、1つ1つの仕事に時間がかかり、
仕事に自信が持てないという悩みもあります。
これもありとあらゆることを想定して
物事を進める性質があるので、
どうしても自分の仕事が遅いと考えてしまいます。

職場の雰囲気を肌で感じ取れるあまり、
「もっと早く、もっと効率よくやらなきゃ!」
と必要以上に自分を急かしてしまいます。

でも繊細さんにとっては、仕事のゴールまでに、
多くの落とし穴が見えてしまいます。

「あの情報も必要だろう」
「もっとこうしたほうがいい」
「これをやっておかないと困る」
という未来のリスクまで気がついてしまうので、
リスクに気がつかず突っ走る同僚と
比べると、どうしても時間がかかります。

あなたが自分の仕事を遅いと感じていても、
慎重だからこそミスが少ないので
結果的にスムースであることも多く、
周りからの評価は高いことが多いです。

自分を追い込まずにあなたのペースで
着実にこなしていけば大丈夫です。

繊細さんが働く上で身につけておくべき
習慣は、気づくと対応するを分けること。

なぜ繊細さんは自分ばかりが忙しい
という状況に陥ってしまうのか。
それは人よりも多く物事に気がついてしまう
ので、単純に処理する量が多くなるからです。

そのため、気づいたことをそのまま
対処するのではなく、対応することと
放っておくことを自分で選ぶ必要があります。

繊細さんにとっては、
気づかないフリして鈍感に生きるという
こと自体が不可能です。
自分でコントロールできるものではないので、
気がつくところまではOKです。

問題はそのあとの対処の部分。
対処しようとするあまり、状況の確認、
人への根回し、資料の準備、伝える順番
など、やることが芋づる式に出てくるなら
「気づいても対応しない」
という選択肢を用意すること。

対処しなくても致命傷にならないなら
放っておくことも働く上では大切なんです。

③ 繊細さんが自分を活かす技術

著者の武田さんも繊細さんの一人です。
他人よりも繊細らしいと気づいたのは、
社会人になってからのこと。

毎日忙しく夜中まで働き、
部品の小型化に成功する、特許出願で表彰される
など仕事上の成果を十分に出していました。

それでも自信が持てず
「あれもこれもやらなくては!」と鞭を打つ日々。

新商品の発売が目前に迫り、
部署内で休職者が出始めますが、
注意喚起が行われた時には時すでに遅しで、
糸が切れたように会社に行けなくなったそうです。

「なぜストレスに耐えられなかったのか」
一緒にいた同僚や上司に申し訳なく感じ、
泣きながら自分を責めたそうです。

1ヶ月ほどで復帰する予定でしたが、
会社のロゴを見ただけで涙が溢れて
2年間も会社に行くことができなかったそうです。

2年間の休職を経て職場に復帰。
復帰して早々不思議な感覚にとらわれます。

この仕事をどう処理するか。
今後やるべきことは何か。
思考がスイスイと進んでいく。
はるか先まで見通しが効き、
とても静かで力強い感覚だったそうです。

これが仕事で繊細さが全開になった最初の経験。

会社を辞めて、自分の得意なことを
活かせる仕事を模索し、相談業を始めました。

独学でのスタートだったそうですが、
なぜか最初からうまくできる感覚があり、
相談者から次々に喜びの声が届いたそうです。

声のトーン、仕草、目の動き、言葉遣い
小さなシグナルから相談者の言葉にできない
本当の望みを洗い出します。

ストレスの多い職場では裏目に出ていた繊細さが、
武田さんに合う環境では大きな力になる
ことを実感したそうです。

他人より多くのことが気づく繊細さは、
環境によってはデメリットにも
メリットにもなるんです。

このことから繊細さんは自分を変える必要はない。
自分にあった環境を見つけるだけでいい。
「人は、自分のままで生きると元気だ」
という確信をしました。

繊細さんに共通する5つの力があります。

感じる力、考える力、味わう力、良心の力、
直感の力です。
それぞれ簡単に見てみましょう。

感じる力は、
相手の言葉を深く受け取れる。
親身に耳を傾けられる。
相手を尊重できる。
といった特徴があり、コーチングに適しています。

ミスのない丁寧な仕事もできますし、
スムーズに仕事をしていくことができます。
信頼関係を構築するのが早いのも特徴です。

続いて考える力。
当たり前になっていることに疑問を抱いて、
改善や修正ができます。

大きな問題からちょっとした不便まで、
独自の視点で改善点を見つけられるので、
意見が取りやすい単独、あるいは少人数での
環境に適しています。

続いて味わう力。
いいものを受け取って深く味わうのは
繊細さんの得意技。

大事なところをギュッと濃色して
表現を生み出すことができます。
写真、風景画、ブログなど、見た人の
心を鷲掴みにする素晴らしい作品を作り出せます。

続いて良心の力。
繊細さんは礼儀正しく良心的。

自分の納得と相手に誠実であることが
両立した時、大きな力を生み出します。

人に提案するような仕事では、
お客さんのことを第一に考える姿勢が好印象で、
大きな結果を出すことができる人もいます。

続いて直感の力。
「なぜかわからないけどそんな気がする」
「見た瞬間にピンとくる」
など繊細さんは直感にも優れます。

この直感が仕事にも所々で活かすことができ、
大きな問題にいち早く気づくことができます。

これら5つの力を理解した上で、
繊細さんが自分の強みを上手に使うには、
自分自身の強みを掛け合わせて使うことと
心と体を伸び伸びと自由にしておくこと
この2つを意識してみてください。

ストレスが多い職場なら、
意識的に心と体を緩める時間を作ってください。
思い切ってストレスが少ない会社に
転職してしまうのもOKです。

あなたの中の繊細さんを理解して、
その対処方法も身につけて、
ありのままのあなたで元気に生きていきましょう。


本書ではこの動画では解説しきれないほど、
たくさんの学びに溢れた良書です。

まだまだ紹介したいことは山ほどありますが、
これ以上だと動画が長くなってしまいますので、
ぜひ本書を手にとってみてください。


それでは最後におさらいしましょう。

① 繊細さんがストレスを防ぐワザ

繊細さんに必要なのは、
気にしないという対応ではなく、
気づいた時にどう対処したらいいか
という具体的な方法です。

自分を作り変えるのではなく、
人間関係も職場も、自分が進む道も
全部自分で選ぶことが大事なんです。

② 肩の力を抜いてのびのび働く

あなたが自分の仕事を遅いと感じていても、
慎重だからこそミスが少ないので
結果的にスムースであることも多く、
周りからの評価は高いことが多いです。

人より多く気がつく性質があるので、
対処しなくても致命傷にならないなら
放っておくことも働く上では大切です。


③ 繊細さんが自分を活かす技術

ストレスの多い職場では裏目に出ていた繊細さが、
自分に合う環境では大きな力になる
ことがあります。

他人より多くのことが気づく繊細さは、
環境によってはデメリットにも
メリットにもなるんです。

自分にあった仕事や環境を選んでいきましょう。